2016年1月03日
[開催レポート]福岡ラーメンショー2015開催しました!
「日本三大ご当地ラーメン」を擁する日本屈指のラーメンどころで「福岡ラーメンショー2015」が開催されました。
日本ラーメン協会は西日本新聞社、TNCテレビ西日本、ラブエフエム国際放送と実行委員会を設立。
期間、出店数を過去最大規模で展開しています。
12日間にわたった熱きイベントの模様をワイドで紹介します!
福岡ラーメンショーも第3回を迎え、1幕、2幕合わせて全24ブースを展開できました。
協会が厳選した「全国招待ラーメン店」枠では、北海道や秋田、山形、新潟、福島などの地方ラーメンをセレクト。
過去3回と重複せず、九州初上陸のメニューを中心に選定したのは、毎年通ってくださるお客様が飽きないようにとの狙いです。
ただ、イベントをサポートする理事によると、豚骨王国・福岡の反応にも年々変化が見られるそうです。
「ラーメンイベントの場合、いつでも食べられる地元店より、遠方店の方が行列を作ります。これが〝距離負け〟ですが、昨年までの福岡ラーメンショーではなぜか地元の豚骨ラーメンが強かったんですね。
しかし、3回目の今回、他地域のラーメンも横並びで人気を集めていました。地方から参加いただいた会員の皆さんの奮闘があり、博多のラーメン文化にも、より一層の幅がもたらせたのではないでしょうか」(塚田実行委員)
過去2回の内容を踏襲するのではなく、九州の実力店には「異業種とのコラボ」に積極的にトライしていただきました。
また、福岡の飲食・ラーメン嗜好を分析し、夜飲みニーズに対応するつまみブース「天神食べ歩き・立ち飲み横丁」を企画。
今後のイベントに活かせるノウハウを得ることができています。
期間中に合計11ブース、九州各地のおつまみグルメが軒を連ねた横丁は、今回初の試みでした。
「替え玉文化からもわかるように、福岡ではラーメンは軽食。一杯飲んだ後に小腹を満たすものとして食べられています。横丁企画でお客様の滞留時間が長くなりました。
イベントの開催時間を1時間後ろにたおしたことで、終業時間が遅いデパート店員の来場も大幅に増加。夜の集客に効果がありました。地元の食慣習を意識した取り組みは、他のラーメンショーでも意欲的に考えていきたいですね」(小川実行委員)
会期中、会場は何度も激しい雨に見舞われました。
しかし、各店のスタッフは暗い顔を見せることなく呼び込みに精を出します。
並んでいるお客様のために傘を買いに走ったり、飲食スペースまでラーメンを運ぶお客様をサポートしたりする店主も。
「お客様が少なくても、今できることをやろう」という姿が会場のあちこちで見られました。
福岡は、海外から多くの観光客が訪れる日本有数の国際都市です。
ラーメンの魅力を発信するためには格好のイベントになるのです。
次回以降も、会員の皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
◇福岡ラーメンショー2015公式HP(出店者名など詳細はこちら)
http://ramen-kyokai.jp/fukuoka/
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